
今日は、ポカポカと暖かいですが、
いかがお過ごしでしようか?。
3月が始まりました!ハリキッテ参りましょう。
《自然派の美と健康のお店》
ロハス村の鵜川です。
さて、「みどりむし」の話題がテレビから雑誌まで良く見かけます。
先日もビーズアップという女性誌に「みどりむしダイエット」の
特集がございました。
2人の女性に1週間「みどりむしサプリ」を食べてもらい、
何キロダイエットできたかと言う企画です。
結果。。。。
一人は、0.5キロマイナス
もう一人は、1.5キロマイナスでした。
ダイエットも期待できる「みどりむし」です。
そんな「みどりむし」の詳細はコチラをお読みください。
http://lohasmura.ocnk.net/product/359
以下、コーチングで感動的な物語があったのでご紹介します。
長文なのでお時間のある時にお読みください。
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■ 家庭の危機とビジネスの関係?感動の実話!
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家庭の危機とビジネスの関係?感動の実話を公開 (1)
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以前、私のメルマガでもご紹介して、最も反響の大きかった話なのですが、
ご本人の了解も得たので、ブログでもご紹介します。
「真の目標設定とは何か」を教えてくれる話でもあります。
また、私達が人と接するときの基本的スタンスを考え直すきっかけになる
話でもあります。
ぜひ、感動の結末まで読んでみてください。
1年以上前のことです。
初めてコーチング研修を実施していただいたクライアント企業の社長さん
と、食事をしていた時の話です。
その方は、40代半ばの方で、約10年前に起業された会社を、急成長といえ
るスピードで伸ばしてこられた方です。(業界では有名な方です)
ほんの少しだけストーリーを変えて、Aさんとして紹介します。
Aさんと食事している時に、次のようなご相談を受けたのです。
「最近、妻から離婚したいと言われました。
正直言って、信じられない思いです。
私はこの10年間、頑張って会社を伸ばしてきましたが、それも家族のた
めです。
稼いだお金の管理はすべて妻に任せてきました。
妻が、趣味や買い物にいくらお金を使っても、文句を言った事はありま
せん。
また、2ヵ月に1回は家族で旅行に行っています。
そのうち年に3回は海外旅行です。
行き先も、いつも妻に決めさせています。
家も妻の理想に近い家を建てました。
私は、愛人なんかも作ったことはないんですよ。
私は何のためにこんなに頑張ってきたのかと思うと情けなくて・・・」
「家族のために頑張ってきたという思いがおありなんですね。
それだけに奥様のお申し出(=離婚)が納得できないんですね。」
「えー、そうです。私の何が不満だと言うのでしょうか?」
「奥様はなんとおっしゃってるのですか?」
「ただ、寂しいとしか言わないんです。
確かに私も早く家に帰る方ではありませんが、それでも夜9時までには
家に帰っています。
子どもも2人いるし、寂しいというのが本音だとは思えません。
犬も2匹飼っています。
それから、妻が趣味を楽しめるように、週に3回はお手伝いさんに来て
もらっています。
趣味の集まりにもいろいろ顔を出しているようです。
それで寂しいなんて、本音とは思えません。」
「Aさんは、奥様に対してもいろいろ心遣いをしてこられたわけですね。
奥様の寂しいという言葉は本音ではないのでしょうか?」
「うーん、だってこれだけいろいろとしてやってるんですから、寂しいな
んてはずは・・・」
「では、もし仮に、奥様の寂しいという言葉が本音であったとしたら、そ
の理由は何だと思いますか?」
「うーーーん。それがわからないんですよ。」
「なるほど。では、奥様がAさんに本当に求めておられた事は何だと思い
ますか?」
「えっ?本当に求めていたこと?本当に?・・・・・・・、うーーーん。
そう言われてみると、妻が何を求めていたのか私にはわからないですね」
「奥様が何を求めておられたかわからないとおっしゃいましたが、そうい
うご自分を今どう感じますか?」
「うーん、妻のことを理解しようとしていなかったのかもしれません。
寂しいという言葉にしても、ちゃんと受け止めずに、『本音は何だ?』
なんて聞き返しました。
そうか、自分は妻の気持ちに関心を注いでこなかったんですね。」
「そう思われるんですね。他にもご自分について感じる事はありますか?」
「今、自分自身、とても反省したい気分です。そして、もし私が妻に寂し
い思いをさせていたとしたら、どこをどうすればよかったのかを知りた
いと思います。
それをすごく知りたいという気持ちです。
野口さん、私の話を聞いて、何かアドバイスはないですか?」
(以下の会話は略します)
この後、私といろいろ話す中でAさんは、人と接するときのご自分の基本
的なスタンスに気づかれました。
一言で言うと、「相手の人格(Being)と向き合わない」というスタンスに
気づかれたのです。
奥様に対しても、社員さんに対しても、このスタンスを取ってこられたの
です。
Beingとは、相手の存在そのものです。
そのままの「その人」のことです。
相手のBeingと向き合うというのは、相手の人格(Being)と自分の人格(Being)
が向かい合うということです。
例えば、武田鉄矢演ずる金八先生。
不器用な彼が、なぜ生徒達から信頼されるかというと、彼は生徒のBeingと
向き合っています。
生徒に全身でぶつかっていき、生徒の心の叫びを受け止めます。
Beingに対してDoingという言葉があります。
Doingとは「行為」および「行為の結果得られるもの」のことです。
(「行為の結果得られるもの」をHavingと呼ぶこともありますが、ここで
は、Doingに統一します)
Aさんは、奥さんと接するときに、Doing中心で接してこられたわけです。
「妻のBeingを無視し続けてきたのかもしれません」とおっしゃいました。
次に挙げるものは、すべてDoingです。
・「家族で旅行に行っている」
・「理想の家を建ててやった」
・「好きなだけ買い物させてやっている」
・「お手伝いを雇っている」
・「高収入を稼いで、たくさんのお金をもたらしている」
Doingがよくないというのではありません。
Doingによって満たされる欲求もあるはずです。
しかし、Doingよりも根底にあるのがBeingです。
私達は、どんなに多くのDoingを手に入れても、Beingが満たされない限り、
本当の満足は得られないのです。
私達は、自分が感じていることを受け止めてほしいし、尊重してほしい。
自分の気持ちに関心を持ってほしいし、一人の人格として大切に扱ってほ
しいのです。
つまり、自分の存在実感(Being)を満たしたいのです。
以前、主婦に対して行なわれたアンケート調査で、夫に対する不満のトッ
プ10というのがありました。
ダントツでトップ1だったのが、「話を最後まで聞いてくれない」という
ことでした。
夜帰宅した夫に、その日のことを話しますと、どうなると思いますか?
「あなた聞いてよ。今日ね、近所の奥さんからこんなこと言われたのよ。
悔しいわ。」などと話すと、
「そんな時は、こうすればいいんだよ。」と解決策の提案やアドバイスが
帰ってきてしまい、多くの主婦が「話すんじゃなかった」と思うそうです。
「解決してほしいんじゃない。わかってほしいだけなの。」
「答えがほしいんじゃない。最後まで聞いてくれて、『そうか、悔しい思
いをしたんだな』って共感してくれれば、それだけで気持ちが楽になるのに。」
これは、圧倒的に多くの主婦の声だそうです。
(私も気をつけないといけません・・・)
Doing(行為)によって解決してほしいのではなく、一人の人間として自分
が感じていること(=Being)を受けとめてほしいのです。
自分の存在と相手(夫)の存在のつながりを実感できたら、明日へのエネ
ルギーは自然と湧いてくるのです。
さて、この話は明日に続きます。(感動の結末に向けて・・・)
家庭の危機とビジネスの関係?感動の実話を公開!(2)
昨日からの続きです。
今日は「目的の目的を問う」というコーチングの重要なスキルもご紹介し
ます。
まず最初に、一つの笑い話を紹介します。
バスに乗ったことがないおばあさんが、初めてバスに乗りました。
おばあさんは、次の停留所で降りたい場合、その停留所に着く直前にブザ
ーを押せばいいんだなということに気づきました。
すると、ブーッとブザーが鳴って、運転手さんが停めてくれるわけです。
そして、いよいよおばあさんが降りたい停留所が近づいてきました。
おばあさんは立ち上がって、降り口に近づいて行きましたが、両手が荷物
でふさがっているため、ブザーのボタンを押せません。
そこで、おばあさんはどうしたでしょう?
おばあさんは、やむを得ず、運転手に向かって言いました。
「ブーッ!」
というお話です。
さて、ここで運転手の気持ちを考えてみて下さい。
おそらく、おばあさんが降りたいんだということは分かると思います。
しかし、ブザーのように「ブーッ!」と言われるよりは、「運転手さん、
次で降ります」って言ってほしいんではないでしょうか。
意味さえ伝わればよいというものではなく、私達は「人として」扱ってほ
しいのです。
解決すればよいというものではなく、人格的な触れ合いを求めているので
す。
Aさんの話に戻りますが、「自分はいつも解決策を提供するだけで、妻の
気持ちを受け止めようとしたことがなかった。これでは、妻が寂しい思い
をするのも当然かもしれません。」とおっしゃいました。
そして、社員に対しても、そのスタンスで接していたことに気づかれまし
た。
Aさんは、会社が伸びているにも関わらず、社員の定着率が低いことにも
悩まれていました。
特に有能な幹部の定着率が低いのです。
「辞めたい」という社員に対して、いつもDoingでのみ解決しようとされて
いたそうです。
「君くらいの年齢で、こんなに給料をもらえる会社は他にないはずだぞ。
それなりのポストも与えてるじゃないか。他にどんな条件を望むんだ?」
「いえ、社長。辞めさせて下さい。」
Aさんはおっしゃいました。
「私は社員を一人の人間として気にかけていなかったと思います。いい仕
事(=Doing)をしてくれる社員だけが、私にとって、よい社員でした。そ
して、社員に対してもDoing(報酬、ポスト、ボーナス)のみで応えようと
していました。社員を自分の事業の道具としか考えていなかったのかもし
れません。」
現代は社会自体がDoing志向です。
その人のDoing(行為、行為の結果として得たもの)が重視される世の中
です。
例えば、その人の「業績」「成績」「肩書き」「収入額」「持っている財産」・・
など、これらのDoingが、まるでその人の価値であるかのように扱われるこ
とが多いのです。
裏返すと、多くの人が自分のBeingの価値(存在価値)に不安を持っていま
す。
考えてみれば、私達は子どものころから、Doing社会の中で生きてきたのか
もしれません。
「テストで何点を取ったのか」「どの大学に合格したのか」・・・これら
のDoingが、まるでその子の価値であるかのように重視され、そのDoingに
よってランク付けされる世界。
かつて、神戸で小学生連続殺人事件というのがありました。
犯人であった酒鬼薔薇聖斗と名乗る中学生の犯行声明文が公開された時、
全国の中学生達の多くが、次のような感想を述べました。
「彼のやったことは許せないが、犯行声明文の中で、一つだけ共感できる
言葉があった。」
その言葉とは、「僕は透明な存在だ」という言葉でした。
学校社会の中で、多くの子ども達が「存在の不安」を感じていることが、
別の話題として取り上げられていました。
子どの達の多くは、Being(存在)が満たされることを渇望しているのです。
文化人類学者の上田紀行氏は、現代を「レッテル志向」の時代と呼んでい
ます。
その人自身(=Being)を見ることをせずに、その人に貼られたレッテルを
見て、そのレッテルと付き合っている時代です。
そこで私達は、価値があるとされるレッテルを集めようと頑張るのです。
役職などの肩書きも学歴もレッテルです。
「仕事ができる人」「勉強ができる子」「優秀な人材」・・・・・これら
もレッテル。
そしてレッテルを得ることが目的になってしまうと、比較と競争の人生に
なってしまい、どこまで頑張っても安心できない人生になってしまいます。
「上を見ては卑屈になり、下を見ては傲慢になる」という、安らげない人
生です。
だから、レッテル(Doing)を目指す生き方は、モチベーションが不安定で
長続きしないのです。
そして、レッテルを獲得し続けていっても、最後には破局的な出来事を起
こしてしまったり、無意識に自己破壊的な行動を取ってしまったりするケ
ースがあるのです。
決してDoingを無視することを推奨しているわけではありません。
Doingが手段であるうちは良いのですが、Doingが目的になってしまい、Doing
を目指すことが主になってしまうと、そのモチベーションは安定しないとい
うことです。
(Doingとは、うまく付き合いたいものです)
レッテルに振り回されずに、自分自身が心の底から実現したいことを目指
す時、人は自然にBeingが満たされ、安定した高いモチベーションを維持し
ながら、クリエイティブな仕事をします。
自分らしさを実感しながら、ワクワク・イキイキと仕事をします。
心の底から実現したいことを探すとき、コーチングでは「目的の目的を問
う」という方法があります。
コーチとクライアント(C=ファイナンシャルプランナー)の対話の例を
挙げてみます。
「Cさん、来年は売り上げを1.5倍にしたいということですが、その目的は
何ですか?」
「そうですね、売り上げを1.5倍にすることで、私の収入を大幅に増やした
いのです。」
「収入を増やすことが目的なんですね。では、収入を増やすのは何のため
ですか?」
「わが家に経済的なゆとりをもたらしたいといったところですね。」
「経済的なゆとりをもたらす目的は?」
「家を建てたいんです。それも理想的な家を。」
「その家を建てるのは何のため?」
「うーん、そうですね、理想的な家庭を実現したいです。」
「Cさんにとっての理想的な家庭って、どんなイメージですか?」
「えーっと、やはり、家族の団欒があって、家族が繋がっている感じです
ね。当然、家族の対話も多いです。」
「では、家族が繋がっていたいと思われる理由は何でしょうか?」
「それは、それこそが、私と家族が幸せを感じる人生ですし、それこそが
私と家族が出会った理由だからです。」
「なるほど。それ以上の目的はありますか?」
「うーん、いーえ、それが究極の目的です。」
「では、Cさんが売り上げを1.5倍にしたい目的は、ご家族が繋がっていて
幸せを感じることができるような、そんな家庭を実現することなんですね」
「そのとおりです。心の底からエネルギーが湧いてきました。」
以上は、コーチがクライアントの「売り上げを1.5倍にする」ということの
目的を問い、さらに、その目的、そのまた上位の目的と聞いていった結果、
最も上位の目的(究極の目的)が明確になった例です。
このことで、クライアントのモチベーションが上がったということも大切
なことかもしれませんが、もっと大切なことがあります。
それは、後々の場面・場面で、「ここでどんな選択をすることが、Cさん
の究極の目的に繋がりますか?」と問うことで、Cさんの選択が究極の目
的からズレない選択になり、Cさんが本当に望む結果がより確実に実現す
ることになるということです。
Cさんの場合は、究極の目的「自分と家族の幸せ」から見れば、「売り上
げを1.5倍にする」ことも「収入を増やすこと」も「理想の家を建てる事」
も、手段なのです。
何が目的で、何が手段なのかを振り返りながら進む事はとても大切です。
なぜなら、人は目の前の目標を目指している過程で、その目標が手段であ
ったことを忘れて、その目標を達成すること自体が人生の目的であるかの
ように行動してしまうことが多いのです。
目的と手段の入れ替わりです。
最初に登場されたAさんも、お話を伺っていると、起業して頑張ってこら
れた究極の目的は、「自分と家族の幸せのため」だったのです。
しかし、実際Aさんの意識の中では、事業を伸ばすことが目的になってし
まって、奥様が幸せを感じておられるかどうかに関心を寄せることすらも
忘れてしまわれてたのです。
そして、「何のために頑張ってきたんだろう?」と疑問を感じる事態にま
でなったわけです。
「木を見て森を見ない」という言葉がありますが、目の前で起こる出来事
に焦点をあててしまうと、全体像が見えなくなってしまうことが多いので
す。
だからコーチは、定期的に、何かあるたびに、「○○さんの目的は何でし
たっけ?」と最上位(究極)の目的を問うのです。
(もちろん、これは自分でやっていただくこともできますので、皆さん自
問自答でやってみて下さい)
さて、Aさんの話に戻したいところですが、今日はここまでにして、明日
に続けます。
今日お話した「Being」のことや「究極の目的(最上位の目的)」について、
Aさんが何に気づかれどんな行動をされたのか?
感動の結末を楽しみにしておいて下さい。
長い文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。
家庭の危機とビジネスの関係?感動の実話を公開!(3)
昨日からの続きです。
昨日は、コーチングの「チャンクアップ」というスキルの中から、「目的
の目的を問う」という重要なスキルを紹介しましたね。
BeingとDoingについても詳しくお話しました。
今日はストーリーが大きく展開します。
まず、考えてみてください。
人それぞれに価値観も違えば目標も違います。
しかし、すべての人が共通して目指していることがあります。
それは何でしょう?
それは「幸せになること」です。
「幸せであることを味わうこと」と言ってもいいかもしれません。
実際、「不幸になりたい」と思っている人は、見たことがありません。
「売り上げを伸ばす」という目標を目指している人は、売り上げを伸ばす
ことが幸せにつばがると、心のどこかで思っているのです。
人に認められることを目指している人は、人に認められることが幸せなこ
とだと、無意識に信じているのです。
マイペースでのんびり生きている人は、それが幸せなことだと思っている
のです。
何をもって幸せとするかは、各人の価値観が決めるのですが、すべての人
が「自分にとって幸せな生き方をしたい」と思っているわけです。
ある心理学者の言葉だったと思います。
「人は皆、幸せになることを目指している。しかし、何が本当の幸せかに
気づいている人は極めて少ない。」
さて、Aさんの話に戻ります。
「家族の幸せのために頑張ってきた」というAさんに、「Aさんにとって
の、幸せな家族のイメージは?」とお聞きしました。
次のような話をして下さいました。
「私が子どもの頃の家庭を思い出すと、決して豊かな生活ではなかったけ
ど、幸せでした。
父は会社員でした。毎晩6時くらいに仕事から帰ってきました。
おなかをすかせた私と弟は、父が帰ってくるのを待ちわびて、父が帰っ
てくると『お帰りなさい!』って出迎えてました。
夕食も朝食も家族いっしょでした。
せまい飯台を家族で囲んでの食事ですが、父が仕事の話をしたり、私と
弟は学校の話をしたり、母は『今日の料理はおいしい?』っていつも聞
いていました。
私は、父の仕事の話が好きでした。
それから父は、いじめられっこの私に、友達になめられない方法をよく
教えてくれました。
それから、夕食後に空手を教えてくれました。
父は空手の黒帯なのです。
わたしと弟は父といっしょに風呂に入るのが好きでした。
父は風呂の中でも、職場での自分の武勇伝を語るのです。
私は仕事へのロマンを父から学んだように思います。
家族で外食なんていうのは、2ヵ月に1回くらいでしたが、それは家族
の大切なイベントでしたね。
冬はみんなコタツに集まってきました。
だって、わが家の暖房は、コタツしかなかったんです。
1台しかないテレビのチャンネル争いは、父が決定権を持っていました。
しかし、父は自分が見たい番組よりも、子どもの私達のみたい番組を見
せてくれることもありました。
NHKの『連想ゲーム』とかクイズ番組なんかは家族みんなで見てまし
たね。」
「Aさんが子どもの頃のご家庭は、ご家族がつながりあっていたんですね」
「はい。豊かではなかったけど、幸せな思い出は、まだまだたくさん出て
きそうです。
家族で同じ時間に、同じテーブルで、同じご飯を食べ、同じ話題を共有
する。
このことがどんなに幸せなことだったか。
そして、今の私の家庭には、まったく欠けていました。
妻は、毎日、どんな気持ちで料理を作っていたのでしょう?」
この後Aさんは、ご自宅に飛んで帰られました。
そして、ご自分の全存在(Being)をもって、奥様のBeing向けて、謝られ
たそうです。
「B子(=奥様)、寂しい思いをさせてしまって本当にすまなかった。
俺が悪かった。
俺は仕事にばかり夢中になっていて、B子の気持ちを受け止めることが
ぜんぜんできなかった。
B子は、ほんとに寂しかったんだな。」
すぐに奥様の目から大粒の涙がこぼれてきて、それは嗚咽へと変わったそ
うです。
Aさんも涙を流しながら続けたそうです。
「俺がここまでやってこれたのも、B子のおかげだ。
子どものことや家のことをB子に任せているおかげで、存分に仕事に打
ち込めた。
本当にありがとう。ありがとう。
もしよかったら、やり直しをさせてくれないか?
俺が仕事を頑張ってきたのも、元々は家族が幸せになるためだったんだ。
俺は大事なことを見失っていた。」
実は奥様は離婚の決意をいったん固めておられたそうですが、この日、A
さんのメッセージが心に響いてきて、「やり直せる」と確信したそうです。
それから数ヶ月が経ったころ、私もご自宅に呼んでいただいたことがあっ
たのですが、奥様の手料理をご馳走になりました。
その時、「野口さん、やっぱりうちの妻の手料理が一番おいしいですよ」
と言われたときのAさんと奥様の笑顔は、一つの試練を乗り越えられたご
夫婦ならではの強いつながりが感じられて、感動したのを覚えています。
ビジネスをする上で、本当の目的(最上位の目的)を常に意識することが
大切です。
そうすれば、目的と手段の入れ替わりが起きないので、自分にとっての本
当の幸せにつながるのです。
Aさんの感動的なお話は、まだ続きがあるのですが、それは明日に続けた
いと思います。
家庭の危機とビジネスの関係?感動の実話を公開!(4)
昨日からの続きです。
Aさんのすばらしいお話には、続きがあるのです。
Aさんは、社員に対する接し方も大変反省され、改善の努力をされました。
ご自分も経営幹部の方達といっしょにコーチング研修に参加されました。
存在(Being)を承認するという話を私がした後に、
「野口さん、研修中で申し訳ありませんが、みんなに懺悔させてもらえま
せんか。」とおっしゃるのです。
そして、参加者の皆さんに深々と頭を下げられて、
「みんなすまん。俺は、君たちの存在をまったく承認していなかった。
申し訳ない。
それなのに、ついてきてくれて感謝している。
これから変わっていきたいと思うから、手を貸してほしい。」
私も含めて、参加者の全員が涙するほど、インパクトのある言葉でした。
研修に参加されてる社員さん達のBeingに向けられたメッセージでした。
その後で、叱り方を扱った時に、「叱る時は、行為(Doing)のみを叱り、
決して、相手の人格(Being)を否定しない」という話を私はしました。
その時は、こんな発言をされました。
「私は叱るときに限って、その社員のBeing(存在)に向けて否定のメッセ
ージを発していました。『だから、おまえはダメなんだ』とか、『おま
えの代わりはいくらでもいるんだ』とか、人格否定をやってきました。
社員が辞めたくなるのも分かります。」
社員の前で、自分の非を認める発言をされるのは、並大抵でない勇気が必
要だと思います。
後で、「その勇気はどこから来るのですか?」とお聞きしたら、
「私は勇気を持って自分を反省し、勇気を持って自分を変えることで、家
庭の危機を立て直せました。
その経験が、私にさらなる勇気を与えてくれます。」
とおっしゃいました。
本当に頭が下がる思いでした。
それ以来、Aさんは私がメンター(師匠)と仰ぐ方のお一人です。
現在、Aさんの会社は、1年前と比べて、社員さんの「モチベーション・
スコア」も「ES(従業員満足度)スコア」も、ともに大きくアップされ、
この1年の間は、幹部の方の辞職もありません。
すべては、Aさんの決断の賜物だと思います。
★Being(存在)の確かさは何によってわかる?
今から40年前の、南極越冬隊のエピソードです。
厳しい寒さの中で任務を遂行する越冬隊の隊員達にとって、日本の家族か
ら届けられる電報が、何よりもの楽しみだったそうです。
電報は字数が増えれば、それに比例して費用もかかってしまうのですが、
当時南極への通信手段は電報しかありませんでした。
ある日、新婚まもなく南極までやってきた隊員のもとに、日本にいる新妻
から電報が届きました。
その電報は、わずか3文字だったのですが、新婚の隊員はもちろん、その
3文字を読んだ隊員達はみんな涙があふれて止まらなかったそうです。
その3文字とは、・・・
「あ・な・た」の3文字だったのです。
この3文字を読んで、みんな涙したそうです。
この3文字に、夫に向けられた愛情、気遣い、励まし、恋心が含まれてい
たのです。
「私達は、『あ・な・た』と呼べる相手がいて初めて、自分の存在の確か
さを感じることができる。」
これは、心理カウンセラー田中信生氏の言葉です。
では、あなたにとっての『あ・な・た』とは誰ですか?
その人の存在から何を感じますか?
何を受け取っていますか?
そして、あたなは何を与えていますか?
家族、社員、上司、部下、同僚、お客様、・・・
みんな「あ・な・た」ですね。
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