
歌手の愛内里菜さん(30)が31日、甲状腺の病などを理由に今年限りで芸能界を引退することを発表しました。9月26日の兵庫・尼崎アルカイックホールのライブを最後に表舞台から姿を消すそうです。
先日、桑田さんの食道ガンの発表を聞いてビックリしたばかりなのに今度は愛内里菜さんが甲状腺の病気と歌謡界で今健康が損なわれている人が多くなっているような感じを受けます。
歌謡界で起こったことは私たち一般市民にも起こりうることです。
他人事といわず病の知識を持ち合わせ予防をして健康生活を維持しましょう。
愛内里菜さんの患った「甲状腺」について調べてみました。
甲状腺は、どこにあるの?
甲状腺は喉仏の下にあり、蝶々のような形をした臓器です。
気管の前に位置しています。
普通の人で15g程度です。
男性は女性と比べて低い位置にあります。
普通、甲状腺は触れません。甲状腺が触れる場合は、何らかの甲状腺の病気を持っている可能性が高いです。
甲状腺ホルモンは、どのような働きがあるの?
甲状腺ホルモンは人間が生きて行くのに必要なもので、元気のでるホルモンです。
体のあらゆる部分の動きのスピードを調節しています
甲状腺ホルモンが多すぎると、例えばビデオを3倍のスピードで見ているようなものです。反対に甲状腺ホルモンが足りないと、スローモーションで見るのと同じです。
甲状腺ホルモンは通常のスピードでビデオが見れるように調節をしてくれます。
体の成長にも必要なものです
甲状腺ホルモンがないと、オタマジャクシもカエルになれません。
甲状腺ホルモンに異常があると、どのような症状になるの?
ホルモンが多い場合
甲状腺ホルモンが多すぎると、体重が減ったり、手がふるえたり、脈が速くなって動悸を感じたり、暑がりになり汗をかきやすくなり、イライラしたり、下痢になります。
この状態の代表的なものがバセドウ病です。
ホルモンが足りない場合
反対に甲状腺ホルモンが少なくなると、むくんで体重が増えたり、脈はゆっくりになり、いつもボーッとして眠たがりになったり、寒がり、髪が抜けやすく、便秘になります。
これが甲状腺機能低下症です。
甲状腺には、どのような病気があるの?
甲状腺全体が腫れる場合
この場合は甲状腺ホルモンが多いか少ないか、すなわち働き(機能)が問題になります。
●甲状腺の働き過ぎ:
バセドウ病
亜急性甲状腺炎
無痛性甲状腺炎
妊娠時一過性甲状腺機能亢進症
●甲状腺の働き正常:
慢性甲状腺炎
単純性甲状腺腫
●甲状腺の働き不足:
甲状腺機能低下症
甲状腺の一部にシコリができる場合
この場合は甲状腺ホルモンは正常ですが、シコリが悪性かどうかが問題になります。
●たちの良いシコリ:結節性甲状腺腫
●たちの悪いシコリ:甲状腺がん
私の知り合いもバセドウ病と戦っています。どうか愛内里菜さんも元気になって歌謡界に戻ってきて欲しいものです。
ロハス村 村長