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「何の為に働っきょんな?」? ロハス村 村長の人生編

2013.04.04

「何の為に働っきょんな?」?
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13日間 地獄の訓練

私とグループ入社同期のY君と2人で行くことになりました。

何も聞かされていない私たちは、これから凄い地獄があるというのに「13日間も会社やすめるでー、良かったなぁー」「富士山のフモトで非常に空気の美味しい所やし」と言うようなワクワクした、気楽な気持ちで富士山のフモトにある「管理者養成学校」に向かいました。
それで電車でコトン、コトンと行くんですけども、だんだんと富士山のフモトに近づき、そこからバスに乗りつぎ民家ひとつ見えないフモトに、学校はありました。そして、バスから降りると、大の大人たちが肩を寄せ合い声を出して、オンオンと泣いているのです。
おい宗教か?異様な光景でした。

そして翌日からイヨイヨ訓練の開始です。

5時半起床、寒中摩擦と共にいよいよ訓練です。
いきなり白いワッパリのような作業着を着せられてですね。
ワッパリの前には20個のリボンがつけられます。

そう20の訓練があるのです。

それを13日間でこの20の訓練に合格すれば一個一個リボンが、のけられ、無くなれば卒業できるシステムでした。そして、リボンが全てなくならければ卒業できませんと怖そうな教官から説明がありました。
まあ、もちろん礼儀、挨拶は当たり前で食事でひじを付くなんてもってのほかです。食事の時間、風呂の時間も極端に短く、のろ間な私は常に怒られました。

訓練の内容は40キロ夜間行進などの体力訓練、暗記訓練、態度、感情を前面に押し出せるよう駅前で一人、声を張り上げて校歌を歌ったりする訓練など色々な訓練がありました。
訓練が合格するごとに一つ一つリボンが取り外されます。
全国から色々な人が集まってくるのですが、30代、40代、のおじさんたちも一緒に訓練をします。年配者は暗記が苦手で、教官にボロかすに怒られます。「お前はやる気あるんか!」と言われていました。当然私も怒られ本当の地獄の訓練でした。

しかし、そんな地獄の訓練を受けたおかげで、まあ帰ってから飛び込み営業に早速出たわけですけれども、最初の一週間二週間何にも怖いものが無かったです。この地獄訓練は私に飛び込み営業をする時の勇気を与えてくれたように思います。

地獄の訓練から帰ってきた私は平常時の3倍以上のだみ声で、「失礼します。」と全く知らない会社のドアをチュウチョすることなくトントンと叩いて開けて、飛び込んで行けました。

お話しは続く・・・